About Bengal
〜ベンガルって?〜


「ベンガルってどんな猫?」
ベンガルのTICAスタンダードを日本語訳でご紹介します。

翻訳は個人的に依頼したもので、公式のものではありません。

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Copyright Noriko Haraguchi

頭部・・・・・・・・・・・・・・35ポイント
形・・・・・・・・・・・・・・・6
耳・・・・・・・・・・・・・・・6
目・・・・・・・・・・・・・・・5
下顎・・・・・・・・・・・・・・3
マズル・・・・・・・・・・・・・4
鼻・・・・・・・・・・・・・・・2
横顔・・・・・・・・・・・・・・6
首・・・・・・・・・・・・・・・3

ボディ・・・・・・・・・・・・・30ポイント
胴・・・・・・・・・・・・・・・5
脚・・・・・・・・・・・・・・・4
足・・・・・・・・・・・・・・・4
尾・・・・・・・・・・・・・・・4
骨格・・・・・・・・・・・・・・6
筋肉・・・・・・・・・・・・・・6

コート/カラー/パターン・・・・35ポイント
触感・・・・・・・・・・・・・10
パターン・・・・・・・・・・・15
カラー・・・・・・・・・・・・10


<カテゴリー>
トラディショナル、セピア、ミンク、ポインテッド。


<ディヴィジョン>
タビー。


<カラー>
ブラウンスポッテッドタビー、ブラウンマーブルドタビー、シールセピアスポッテッドタビー、シールセピアマーブルドタビー、シールミンクポッテッドタビー、シールミンクマーブルドタビー、シールスポッテッドリンクスポイント、シールマーブルドリンクスポイントのみ。


<頭部>
形: 丸い輪郭の幅広い修正くさび形。幅より長さがある。ボディに対してわずかに小さいが、極端ではない。耳の後ろの頭骨は緩やかにカーブし、首へと滑らかに続いている。オスの成猫の場合、ジョウルは許される。頭部の全体的な外観は可能な限り家庭猫と異なるべきである。
耳: 中くらいから小さく、基部が広く丸い先端で、相対的に短い。頭頂部と同じ側面に位置し、正面から見ると顔の輪郭に沿っていて、横から見ると前傾している。少量の水平な飾り毛は受容できるが、リンクスティップは望ましくない。
目: 楕円形で、ほぼ丸い。大きいが、飛び出してはいない。離れて広く位置し、奥目で、耳の基部へ向かってわずかに釣り上がっている。リンクスポイントを除き、目色は毛色に依存しない。より濃く、深い色がよい。
下顎: 力強い下顎で、横顔では鼻の先端と一直線に並ぶ。
マズル: 豊かで幅広く、ウィスカーパッドが大きく、突出して、高い頬骨が際立っている。ウィスカーパッドにわずかなマズルブレイクがある。
鼻: 大きく幅広で、ノーズレザーはわずかに膨らんでいる。
横顔: 額のカーブはブレイクのない鼻梁へと滑らかに続いている。鼻梁は目の上方まで広がっていて、鼻先までの鼻梁のラインは、直線に近いほど非常にわずかに、凹型のカーブがある。
首: 長く、がっちりとして、筋肉質で、頭部およびボディとの釣り合いがとれている。


<ボディ>

胴: 長くがっちりとしていて、オリエンタルタイプやフォーリンタイプではない。中くらいから大きい(しかし最大の猫種ほど極端に大きくない)。メス猫で、釣り合いがとれている場合には、小さめであることが許され、考慮されるべきである。
脚: 中くらいの長さで、前脚より後脚の方がわずかに長い。
足: 大きく、丸く、指関節が突出している。
尾: 中くらいの長さで、太く、先細りして先端は丸くなっている。
骨格: たくましく、堅固で、弱々しさは全くない。
筋肉: 非常に筋肉質で、特にオス猫では、最も立派な特徴の1つ。メス猫の場合は筋肉がもっとわずかでも許される。


<コート/カラー>

長さ: 短から中くらい。仔猫のわずかに長いコートは許される。
触感: 密集して豪華で、並外れて柔らかく絹のような手触り。
パターン: スポッテッドまたはマーブルド。コートはグリッターのあるものとグリッターのないもののどちらでもよく、どちらかが優遇されることはない。
スポッテッド: スポットは変則的に散るか、水平に並ぶべきである。ロゼットは2色の異なるカラーまたはシェードを示し、パウプリント形、アローヘッド形、ドーナツまたはハーフドーナツ形またはクラスタードのようなロゼットは1色のスポットより好ましいが必要ではない。地色とのコントラストが極端で、明確なパターンと鮮明な縁取りがなければならない。強く、際立ったチンストラップとマスカラマーキングが望ましい。事実上下側と腹部は白いことが望ましい。しみのような水平の肩の縞、スポットになった脚、スポットまたはロゼットになった尾が望ましい。腹部にはスポットがなくてはならない。
マーブルド: パターンは変則的に散った大理石のような印象を与え、猫が伸びている時には水平に流れるべきである。垂直の縞模様は好ましくない。3色またはそれ以上のシェード(地色、マーキング、それらのマーキングの濃い外郭線)のある猫が優遇されるべきである。コントラストが極端で、明確な形と鮮明な縁取りがなければならない。事実上下側と腹部は白いことが望ましい。腹部にはスポットがなくてはならない。
カラー: ブラウンタビー、シールセピアタビー、シールミンクタビー、シールリンクスポイントタビーの4つのカラーが認められている。
ブラウンタビー: すべてのヴァリエーションが許されるが、イエロー、バフ、タン、ゴールデン、またはオレンジの地色をもたらす高度のルフェニズムが好ましい。マーキングは事実上ブラック、タン、または変化に富んだブラウンのシェードがあってもよい。淡い色のメガネ模様が目を取り囲んでいること、ウィスカーパッド、下顎、胸部、腹部、脚の内側の事実上白い地色(横腹および背中の地色とコントラストをなしていること)が望ましい。目、唇、鼻の縁は黒で縁取られ、鼻の中心はレンガ色であるべきである。目色はゴールド、カッパー、グリーン、ブロンズ、ブラウン、ヘイゼルで、より濃く、深い色がよい。パウパッドと尾の先端は黒くなくてはならない。
シールセピアタビー: 地色はアイボリー、クリーム、淡いタンで、目に見えて明白なパターンがあるべきである。シールセピアタビーパターンはシールセピアから濃いシールセピアの変化に富んだシェードがあってもよい。アイボリーまたはクリームのメガネ模様が目を取り囲んでいること、アイボリーまたはクリームのウィスカーパッドおよび下顎が望ましい。ボディマーキングとポイントカラーの色は極めて少ししか違わないか全く違わないべきである。パウパッドは皮膚を通したバラ色の色調が許された濃いブラウンであるべきである。尾の先端は濃いシールブラウンであるべきである。目色はゴールドであるべきであるが、グリーンゴールドであってもよく、より濃く、深い色がよい。
シールミンクタビー: 地色はアイボリー、クリーム、淡いタンで、目に見えて明白なパターンがあるべきである。シールミンクタビーパターンはシールミンクから濃いシールミンクの変化に富んだシェードがあってもよい。アイボリーまたはクリームのメガネ模様が目を取り囲んでいること、アイボリーまたはクリームのウィスカーパッドおよび下顎が望ましい。ボディマーキングとポイントカラーの色は極めて少ししか違いがないか全く違いがないべきである。パウパッドは皮膚を通したバラ色の色調が許された濃いブラウンであるべきである。尾の先端は濃いシールブラウンであるべきである。目色はアクア(ブルーグリーン)であるべきであるが、グリーン、グリーンゴールドであってもよく、より濃く、深い色がよい。
シールリンクスポイント: 地色はアイボリーからクリームで、目に見えて明白なパターンがあるべきである。淡い色のメガネ模様、ウィスカーパッド、下顎で、パターンは濃いシールブラウン、淡いブラウン、タン、バフの色で変化することができる。ボディマーキングとポイントカラーの色は少ししか違いがないべきである。パウパッドは皮膚を通したバラ色の色調が許された濃いブラウンであるべきである。尾の先端は濃いシールブラウンでなければならない。目色はブルーでなければならず、より濃く、深い色が望ましい。


<概要>
ベンガルのブリーディングプログラムの最終目標は小型の森林生息野生猫に特有な身体的特徴と、家庭猫の愛らしく信頼できる気質を併せ持った家庭猫を作ることである。この目標を心に留めて、ジャッジは他の猫種と異なるベンガルの容姿の特性に特別な評価を与えるべきである。ベンガルは他の家庭猫と著しく異なって見えるべきである。その基本的な容姿は小型の森林生息野生猫に似ているべきである。ベンガルは周囲の状況に敏活な、運動競技者のような動物であり、力強く、機敏で、安定していて、優雅な、友好的で、好奇心が強く、大胆な猫である。中くらいから大きな猫で、非常に筋肉質で頑丈な体格を示す。メス猫は一般にオス猫より小さく、それに釣り合った類似の特質を示す。わずかに小さい頭部にある幅広の鼻、突出したウィスカーパッド、大きく楕円形のほぼ丸い目は、野性的な容姿と夜行性動物の外観を強めている。直線に近いほど非常にわずかに凹型の横顔と、基部が広く丸い先端で相対的に短い耳が、ベンガルの特有な、そして独自の容姿を増している。コートはベンガルの最も立派な特徴の1つである。短く、密集したコートは、変則的に散ったスポッテッドまたはマーブルドパターンを示し、並外れて柔らかく絹のように感じられる。コートはグリッターのあるものとグリッターのないもののどちらでもよく、どちらかが優遇されることはない。太く、低い位置に付いた、中くらいの長さの尾が猫のバランスをとっている。


<許可>
メス猫で、釣り合いがとれている場合には、小さめであること。仔猫のわずかに長いコート。オスの成猫のジョウル。わずかにアーモンド形になった目。


<減点>
スポッテッドの猫でボディのスポットが流れて同時に垂直にマッカレルタビーパターンを形成しているもの。マーブルドの猫で円形のブルズアイパターンになっているもの。シールセピア、シールミンク、シールリンクスポイントの猫で、(ボディマーキングの色と比較して)ポイントカラーが非常に濃い色のもの。首、胸部、腹部、その他どこであっても、どんなものでも明確なロケットがあるもの。ネズミ色のアンダーコートは減点されない。


<全賞の保留>
腹部にスポットがないもの。パウパッドの色がカラーの説明と一致しない、またはパウパッドがすべて同じ色でないもの。



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